このブログは結婚式準備について、その他いろいろ・・雑記ブログです。
結婚式はすでに2019年の秋に挙げたもので、こちらでは当時を振り返り綴っています。
新型コロナウイルスに罹患された方にお見舞いを申し上げると共に、医療関係者の方々のご尽力に感謝申し上げます。
こんにちは。
久しぶりの更新です。
新型コロナウイルスの影響で結婚式の延期や中止を余儀なくされた新郎新婦さんが多数いらっしゃるとのこと。
私のブログで何度か紹介させてもらっている「結婚式準備」の需要はあるのだろうかと思い悩む日々です。
しかしこの日々が永遠に続くわけがない…
必ずまた各地で結婚式が開催されることを願って更新を続けます。
結婚式の準備で一番悩んだかもしれない事柄がフラワーアイテムです。
お花の知識が沢山あるわけでもないけれど、お姫様みたいな装飾やブーケは持ちたくない!という強い意志がありました。
ヘアアクセサリも金属系のものではなく、ドライフラワーや葉っぱをモチーフにしたナチュラル系のものを身に着けたいと思っていました。
私が準備する必要のあったフラワーアイテムは以下の通りです。
①手持ちのブーケ×2
白ドレス、カラードレスでそれぞれ持つもの
②新郎新婦席の花
③ゲスト席の花
④ヘアアクセサリー
「花は気を付けないとあっという間に予算を超えるよ」と数多くの友人からアドバイスをもらっていながらも、きれいな生花に囲まれて晴れの日を過ごしたいという気持ちもあり、当初は一人でモヤモヤと悩みました。
結論として、私達夫婦はカリスマ花屋さん(何者)に巡り合うことができて全て解決してしまったのですが、今日は自分たちがやってよかったことを紹介します。
はじめに、私たちは式場提携している花屋さんを選ぶところから始まりました。同僚のおすすめする花屋さんがあったので、そこにお願いすることになりました。
花屋さんは依頼をすれば上記の①~④まですべてやってくれますが、その分予算が跳ね上がります。
概算ですが、すべてやってもらった場合50万円くらいかかります。これは全体的に相場が低い地方都市での見積もりなので、おそらく都市部の場合100万円近くかかるのでしょう。
私達はもう少し価格を抑えたかったので、なんとか自分達でできるところがないか考えました。
ヘアアクセサリーについては既製品の生花風、ドライフラワーのものが無いかメルカリや楽天市場で調べてみましたが、どれも余計な金属パーツがあしらわれていたり、色がゴテゴテのものだったりと思い描いたものはありませんでした。
お世話になっている美容師さんに相談すると、「手作りが一番安いし好みに仕上がるよ」とのことで、ドライフラワーをメルカリで購入しようかな~と物色していた頃に花屋さんとの打ち合わせ日を迎えました。
「こういうことがあったので、ヘアアクセサリーについては自分で花を買ってやろうと思っているんですよー」と雑談交じりで花屋さんに打ち明けたところ、
「うちの花買ったらどう?安く譲るよー」
と言ってくださいました。
花屋さんには完成品を作ってもらってお代を支払うしか無いと考えていたので、材料を安く卸してもらうなんて夢にも思っていませんでした。
花屋さんはまとまった量を市場から購入しているので単価が安く、私達も花の山を目の前に使いたい花をあれやこれや選ぶことができたので、本当に助かりました。
花用の針金も使いかけのものをたったの数百円で譲ってもらうことができました。
仕上がりはこんな感じです。
一本ずつ針金で留めたものをひたすら頭に挿しています。
正直なところ、雑に作っても大丈夫です(え)
前撮りの1時間あるいは当日のセレモニーの3時間程度持ち堪えれば良いだけなので、細かいことは気にせずに好きなお花をどんどん針金にフラワーテープで巻いていけばオッケー。
配置なんかも自分ではあまり考えず、ヘアメイクさんに手渡せば、いい感じに頭に乗せていってくれます。ポキッと折れてしまうこともあるので、予備も加味して多めに準備しておくのがおすすめです。
私達がヘアアクセ向けに楽しく花を選んでいる様子を見て、
「ブーケも自分達でここで作ったら?」
と提案してくださいました。
私たちは遠距離夫婦でこの街で準備できる時間は大変に限られています。
基本的に自分の住むところで準備したものを持参することを想定していましたが、「ここに来るタイミングでいいからお店の材料とスペースを利用してブーケの準備をしてもいいよ」と仰るのです。涙が出るほどありがたかったです。
後日、半日程度お店に居座らせてもらい、花屋さん直々のレクチャーを受けながらブーケを作ることができました。
夫もブートニア(タキシードの胸ポケットに入れるお花)を手作りさせてもらってオリジナルのフラワーアイテムを手に入れました。
カラードレスが派手だったので、色のバランスが難しく、出来合いのブーケでは納得のいくものに出会えなかったと思います。花屋さんには感謝してもしきれません。
手作りのブーケです。
この日を境にハンドメイドの面白さに目覚めたのですが、近くに良い花屋さんがないため今はネットショップを利用しています。メルカリではなく、花の問屋さんのサイトです。格安!ではありませんが、割高でもないです。品ぞろえがすごいので、好みの種類のお花に出会えるのではないでしょうか。
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即日 【ドライ】大地農園/モリソニア 15g入り アイボリー/42130-011 価格:693円 |
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フローラテープ12.5mm 手芸材料 花材 アートフラワー(造花) 価格:280円 |
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アルミワイヤー 1.2mm シルバー (1巻入り) 【花資材】【花材】【針金】【フラワーアレンジメント】【松村工芸】【手芸】【クラフト】 価格:264円 |
ブーケは当初の計画より1つ増えて、3つ使用することになりました。
1つ目は白ドレスで当日に持つもの、2つ目は前撮りで白ドレスで持つもの、3つ目はカラードレスで当日、前撮りの両方で持つものです。
白ドレスで当日に持つものはやっぱり生花がいいという結論になり、花屋さんに一からお願いしました。あとの二つはアドバイスをもらいながらも、手作りました。
さすがプロ、さすが生花ですね。
100均のお花のレベルが高いという口コミでダイソーやセリアにも行きましたが、私達の趣味のものはあまりありませんでした。バラの花束のような鮮やかな原色のブーケであれば100均でも十分だと思いますが、くすんだ色、シンプルなものを持ちたければ本物のドライフラワーを手に入れるのがおすすめです。
会場の花については、高砂に花をふんだんに設営してもらい、ゲスト席は控えめにすることになりました。
これは花屋さんの入れ知恵で、「ゲストが注目するのは高砂だからそこにほぼほぼ100%注力するべき、ゲスト席は少しでもお花の生け方や見せ方でどうにでもなる!」と仰っていたのでそのままお願いしました。
本当にその通りで、ゲストテーブルには食器類、パンフレット、カメラ、スマホなど物が多めになりがちなので、お花は少ないほうが利便性が高いです。
飾り方が悪ければ寂しくなってしまいますが、センス良く生ければ問題なしです。
まとめです。
お花が好きだけれど低予算で乗り切りたいという方は、
・お花屋さんでドライフラワーなどを調達して自分でアレンジする
・お花屋が近くになければネットショップを利用して材料を購入し、自分でアレンジする
・当日と前撮りでブーケを変えることができる。当日だけとっておきの生花ブーケを作ってもらうこともできる
・食卓の装飾は主役の高砂を豊かに、ゲスト席はシンプル目でも大丈夫。メリハリをつけて予算を大幅越えすることのないように注意
以上を意識してみると良いですよ。
私たちはフラワーアイテムの総額で40万円程度でした。決して安い方ではありませんが、クオリティだけで考えれば80万円くらいかかってもおかしくないものでした。
夫婦だけで抱え込まず、その道のプロである花屋さんやプランナーさんを味方に付けて、楽しく準備ができるといいですね。
たらのこ