道産子OLたらのこの日記

全国転勤OLたらのこによる田舎暮らし、食べ物にまつわる日記。

関東から北海道の結婚式場見学に行った話〜前編

こんにちは、たらのこです。

 

今回は北海道のとある地方都市の式場見学に行った話を紹介します。

二箇所見学し、一つ目は大手ホテルの式場、二つ目はリゾートホテルでした。

前者は40代の男性プランナー(支配人?)さんが、後者は20代の女性プランナーさんがご案内してくださいました。後者の方は知人カップルが同じ場所で式を挙げた時にとてもお世話になったと評判のプランナーさんで、見学の際に指名させていただきました。

 

この記事では、私が実際に見学に足を運んでみて初めて知ったことあるいは勘違いしていたことをまとめます。

当たり前のことも含まれているかもしれませんが、温かく見守ってくださると嬉しいです。

 

見学会の流れ

これからかなり咀嚼して式場見学で得た知識を紹介するので、その前に簡単に見学会の流れを書いておきます。

 

式場①の場合

面談→披露宴会場見学(設営中)→挙式後の新郎新婦親族を亡霊のように遠くから見守りつつ、使ったばかりの式場を見せてもらう→面談、仮予約

 

ブライダルフェアではなく、相談会だったので出席客は我々一組だけでした。試食、試着など無い分、費用の話や段取りについてこと細かく説明していただきました。

 

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式場②の場合

面談→模擬披露宴会場へ(かなりお金をかけている模様、素敵でした♪)→その会場で試食(前菜、メイン、デザート。ランチ代が浮いた!)→ドレス試着→面談→私達だけドレス会場に戻り、貸し衣装屋さんの訪問予約

 

こちらはブライダルフェアでした。 全部で6組程いらしてました。姉妹なのか友人なのか、女性お二人で来られている方もいらっしゃいました。1組にプランナーさんが1人付いてくださるので、他の来客者と一緒になにかやるというようなことはありませんでした。披露宴会場の高砂(新郎新婦が座っているステージのような場所)やドレス試着室で写真を撮ることを勧められ、普段着でふわふわのソファに座ったり、団子のような顔と体でドレス写真を撮ったり、慣れないイベントがありました笑。一応綺麗めな恰好だったのでセーフでしたが、あまりカジュアルすぎるのはおすすめしません。

※誰も気にしませんが、腕毛くらい剃った方がいいかも。

 

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ドレス(衣装全般)について

衣装を式場で所有しているホテルは少ないです。提携している近隣の貸し衣装屋に新郎新婦が出向き、ドレスを選びます。地方都市では貸し衣装屋さんの数も限られるため、多くのホテルが共通の貸し衣装屋さんと提携しています。オリジナルのドレスを開発している式場もありますが、種類は多くありません。ベルクラシックさんのような総合結婚式場(結婚式に特化した施設)は衣装室を持ち、衣装を揃えているようです。つまり、衣装は同じ日に市内で結婚式を挙げる花嫁達との争奪戦になります。私は本当に知識が無かったので、1日1組だけ開催される式場であればドレスは選び放題であると信じていました(笑)1年以上前に式の日取りを決めているカップルは沢山います。ドレスにこだわりたい方は早めに日取りを決め、ドレスを予約することをおすすめします。持ち込みOKの式場もありますが、高くつくことが多いです。

 

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式場の予約について

式場は無料で仮予約ができました。関東の式場で、「見学当日にご成約(内金を払う)で割引特典があり!」という宣伝を聞いたことがありました。私達は親族と相談して決める必要があるため、もし提案されたとしても受けれらないのですが、そのぐらいブライダル業界というのは鼻息が荒いものなんだと認識していました(笑)

ところが、実際に見学させてもらった二箇所ではそういったキャンペーンも営業も無く、「仮予約をしたうえで話を持ち帰り、親族に確認を取ったり、新郎新婦でいま一度話し合いをしたりしたうえで1週間程度を目途にお返事ください」と言われました。私達のタイミングや判断を最優先してくださる雰囲気があってプレッシャーはありませんでした。仮予約で日取りはどちらの式場も2つまで押さえることができました。

内金というのは正式契約金のことで、私達が見学した式場はどちらも5万円でした。この金額は結婚式が終わって最終的な支払い金額が確定した時に引かれます。プラスアルファのお金ではありません。内金を払う段階で式場の規定を確認するようにしましょう。内金支払い後に予約をキャンセルした場合、内金が戻ってこなかったり、さらに費用を請求される場合もあります。式場も利益をぼったくろうとしているわけではなく、他のお客様に対する営業期間を失ってしまったことになるので痛手になります。契約は慎重に進めましょう。

 

予算について

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「ご予算はいくらですか?」と必ず聞かれます。この時話題になる「予算」というのは式場に払う金額のことを示します。何を言っているんだと思われるかもしれませんが、意外と混乱するのではないでしょうか。

 

結婚式を行う場合に発生が想定される出費は、①式場に払う金額、②御車代(親族、友人、自分の交通費も!)、③宿泊代(自分達、親族、友人※御車代に含む場合もあり)④ドレス専用下着(式場レンタルの場合もあり)、エステなど、の主に新婦にかかるもの、です。②、③、④については、予算から除外します。また、北海道で主流の会費制結婚式の場合、食事代はゲストが払うため、これも予算外です。ただしウェルカムドリンク、ウェディングケーキ、デザートビュッフェは別料金(新郎新婦負担)であることが多いです。

(いままでデザートビュッフェを付けてくれた友人のあの子やその子、ありがとうと思いました笑)

 

プレ新郎新婦さんは予算といっても何が何やらわからないと思いますので、結婚式全体に払える妥当な金額をお互いに話し合い、全体予算を出しましょう。それから、おおよその友人親族の数から算出できる②御車代と③宿泊代を差引き、さらに余裕を持って④でかかりそうな数万円~数十万円を差引、残った金額を式場に支払う予算とするのがいいかと思います。「結婚式 平均 金額 北海道」など色々なサイトで紹介されているものを参考にするのも良いと思いますが、結婚式は十人十色で式場規模、招待人数によって全て異なってきますので、あまり平均というものをあてにしない方が良いと思います。

 

ここまで書いたことは言われてみれば当たり前のようなことばかりなのですが、いかんせん初めてだったものでプランナーさんに教えてもらいながら私達は素直に驚いたり頷いたりしていました。

まだまだ書ききれない分は中編に続きます!!