こんにちは、たらのこです。
前編に続いて、この記事でも北海道の結婚式について式場見学で知ったことを主にまとめていきます。
パック、プランの内容について
多くの式場は結婚式に最低限必要な項目を盛り込んだパックを持っています。そのパックだけでも式を挙げることは可能で、私が見た中で一番安かったのは20万円台のものでした。親族だけの挙式とは限らず、友人や同僚なども呼べる普通の式です。50万円台のものもありました。
パックの内容(ほんの一例)
・花
・ウェディングケーキ
・キャンドルサービス
・受付代行(お友達に頼まずに、式場スタッフがやってくれるんです!)
・司会者
・ペーパーアイテム
・介添人
・親族用控室
・新郎新婦控室
・音響照明
・写真とアルバム
結婚式パックの範囲外でかかる主な出費(オプション)
パック外になるもので出費が大きいのは衣装代です。衣装代も貸し衣装屋さんによってまちまちですが、着用する数で決まります。新郎新婦が和装と洋装を一着ずつ着たとしたら、新郎2着・新婦2着の合計4着です。新婦がさらにもう一回お色直しするとしたら、衣装点数が一つ増えます。新郎も新婦と一緒にお色直ししたらさらに一着・・という仕組みです。参考までに、新郎新婦合わせて4着の場合、30万円程度でした。
パック代に衣装代が含まれている場合もありますが、有名デザイナー・モデルを起用したドレスはオプション費用が上乗せされることが多いです。タキシードも意外と数万円プラスされることもあります。
次に大きいのは映像代です。オープニングムービー、プロフィールムービー、エンドロールムービー、それぞれにお金がかかります。これら3つ全てやる場合は最低でも10万円はかかります。どのカップルも必ずやっていたイメージがあるので、パックに含まれていると思っていました・・。
映像と同じくらいかもう少し安いのは挙式代です。挙式は人前式、神前式、チャペル(キリスト教の方式)挙式の三種類から選べることが多く、一番高いのは一般的にチャペル式です。神父さん、ピアノ演奏、聖歌隊など人件費が多いのが理由のようです。
これ以外に引き出物代、必要であれば親族衣装・着付け代、お花のグレードアップ代、前撮りアルバムのグレードアップ代、挙式・披露宴当日の撮影代&DVD代(見学した二式場友共に17万円くらい)、デザートビュッフェ代などが発生します。引き出物は北海道であれば1000円~2000円程度が主流なので、80人招待で1500円の引き出物を用意するとしたら総額は12万円です(関東は5000円程度が主流だそうです)。
「グレードアップ」という言葉を使いましたが、お花などはパック内の予算だとかなり寂しい印象になるようです。ブライダルフェアやブライダル雑誌で目にするような華やかな演出はまずグレードアップしていると思った方が良いです。ゲストテーブルを沢山の生花で飾るとすれば、数千円~1万円程度のグレードアップになり、テーブル数を掛け算した分だけお金が掛かりますね。「お花盛り盛りの演出をしたい!」という方は10万円くらい予算を別に取っておいた方がいいかもしれません。
もっと細かい話になると、子連れのゲストのためにお子様用のプレートを用意したりもします。パック範囲外(オプションとも言われるような出費)こそカップルによって金額が変わりそうですね。自分達のセンスでグレードアップしたい花代もあれば、高齢の親族が来られないために動画の撮影を親がリクエストするなど、自分達だけでは削れない出費もありそうです。
日取りについて
北海道で挙げる場合、特に道外からゲストを呼ぶ場合は大雪などのリスクを考えると12月~2月頃はできれば避ける方が安心です。災害や台風なども多いので、昨今はどの時期も安全とは言い切れませんが・・。三連休やGWがいつなのかカレンダーの確認が必要です。連休の方がゲストがゆっくり行き来したり観光したりできて良いという考えもあれば、連休は家族サービスや趣味に費やしたいので嫌だと思うゲストもいます。両方は叶えられないので、新郎新婦で話し合いましょう。連休はホテル宿泊費や航空券代が高くなる傾向にあるので、そちらも考慮に入れましょう。
仏滅
価格面では平日と仏滅が安いです。平日は親族のみで行う式や土日仕事の接客業のカップルが同業のゲストを呼んだりするのには使えますが、大半の方は休日に設定します。仏滅とは日本の暦の六曜のうちの一つで縁起が悪いと言われ、祝い事には避けられる風潮があります。しかし、近年はあまり気にしないカップルも増えてきています。なんといっても仏滅は式場も価格設定を下げているので、お得です!パック代金と衣装代合わせて15万円以上は安いところが多いです。ここに目を付けているカップルは多いので、逆に仏滅の方が人気があったりします。私も仏滅狙いで日取りを押さえに行きました(笑)暦なんかに私達の愛が負けてたまるか!!!!
※親族には仏滅に挙げてもいいか確認しましょう・・。
式場予約のタイミングについては、1年以上前にするカップルもいれば、半年前くらいに決める方もいます。早いほど日取りもドレスも空きがあるので、お互いの意志が固まっているのなら、早めの婚約をおすすめします。婚姻日と結婚式の日取りが空いても問題ないという方は、ゆっくり決めるのがいいと思います。ただし先ほど記述したように、真冬の期間を意識したうえで予定を考えるのがおすすめです。
ご覧いただきありがとうございます♪
後編に続きます。
たらのこ